団体からのお知らせ・インタビュー

2021 / 09 / 27  16:41

[インタビュー]ピアに出会いたい、繋がりたい~holoholo ゆかりさん・みぃさん

[インタビュー]ピアに出会いたい、繋がりたい~holohol まつもとさん・粟津さん

holoholo
DVピアサポートで、対面でもリモートでもつながる仲間づくり事業
(令和3年度札幌市市民まちづくり活動促進助成金 HRMホールディングスグループまちづくり応援基金助成事業)

DV被害者は、当事者でなければ伝わりにくい辛さを抱えています。長年のトラウマを抱えながら、仕事も子育てもギリギリの状態で頑張っている。だからこそ、ピア(仲間)と繋がれる場が求めれます。コロナ禍により更に孤立感が高まっているDV被害者と繋がり、仲間の存在を感じあえる場を作ろうと、対面・オンライン・郵送を組み合わせた支援を行っているholoholo(ホロホロ)を取材しました。

holoholoは、DVやモラルハラスメントからの回復を目指す活動をしているグループです。2011年6月に札幌でスタートし、今年10周年を迎えました。今回は代表まつもとゆかりさん、副代表みぃさんにお話を伺いました。

 

 

btn_01project2.gif外と繋がることには、とても大きな意義がある

― まず、holoholo活動について教えてください

(ゆかりさん)
「同じ経験をした仲間と話したい」と思ったことをきっかけに、DV被害女性のためのグループとして、継続的に活動しています。現在の活動は、DVピアサポートグループ、DV講座「心のケアとサポート講座」、DV加害者プログラム、個別相談の4事業をメインで行っています。

昨年から、リモートでもできる活動を試行錯誤しながら実施し、やっと定着してきました。フードバンク等と連携しておやつ等の宅配も行っています。DVにあった女性たち、子どもたちが不自由なく社会生活が送れるようにサポートする活動なので、孤立防止の観点からも、対面での活動を大事にしたい思いがありますが、感染が怖いという声もあり、なかなか難しいです。ですから、お母さんや子どもたちにとっては、オンラインであっても、外と繋がることに、とても大きな意義があると思います。おやつの宅配は、やってみて、意外な効果がありました。子ども向けの取り組みと考えて始めましたが、思春期のお子さんがいる家庭にとっては、話題の1つを提供でき、コミュニケーションのきっかけにもなるという感想があったのです。もうお子さんが独立しているご家庭もありますが、外との繋がりが感じられて嬉しいという声をいただいています。

 

 ― コロナ禍になってから始めた活動は?

(みぃさん)
オンラインのピアサポートは、私がファシリテーターを担当しています。対面のピアサポートは月2回、オンラインは月に1回実施していて、だいたい4~5人参加しています。一人ずつ時間を決めてお話をしてもらい、批判やアドバイスはしないという約束を確認しています。毎回来ている方も、初めての方も、札幌以外、道外からの参加もあるのは、オンラインならではだと感じています。道外から参加される方は、DVで受けた辛い気持ちを吐露したくて、必死に調べて、探して来られるようです。

(ゆかりさん)
DVの相談窓口は各自治体にありますが、同じ思いをした仲間と話せる『ピアサポート』という場は、全国各地にそう多くはありません。holoholoから情報を届けているメールの登録は200人ほどいますが、経済的に厳しい方も多いので免除の仕組みもあり、会費を払って参加される方は一部です。

おやつの宅配は、会員を対象に行っています。外出制限が厳しい職種や環境の方、オンライン環境にない方などとの繋がりを保つための事業でもあります。フードバンクイコロさっぽろさん、おてらおやつクラブさんから、食品を提供してもらい、さぽーとほっと基金の助成金を送料に充てています。holoholoでは、最低限の個人情報しか提供してもらっていないので、おやつの宅配は希望者のみで、20-30程度の家庭に送っています。 コロナ禍以前から、オンラインでのサポートや食品支援は、様々な団体が取り組んでいましたが、holoholoとしては対面を大事にしていました。でも、やれることをやるしか無いと思い、さぽーとほっと基金の助成金も活用できたので、チャレンジしてみよう!となりました。コロナ禍での「家族で、自宅で過ごそう」と言う呼びかけにより、DVが増える、環境が悪化することはわかっていたので、完全に孤立してしまうよりも、オンラインでもいいから繋がりを残しておこうと考えました。札幌以外の遠方の方とも繋がれたのは、副産物ですね。これまで繋がれなかった人も参加できるようになって良かったです。 
※トップの写真は、おやつの発送作業の様子です。

 

 btn_01project2.gif人の命に関わる活動なのに

―  コロナ禍でのDVの状況は?

(ゆかりさん)
相談件数は確かに増えています。深刻な方も多いです。でも、本当にしんどい方たち、まだ一緒に暮らしているような、渦中にある方は、対面の場にはなかなか出てこられないですし、オンラインや電話相談は、家族に聞かれる可能性があるので難しいです。子どもがいる場合でも話しにくいですよね。団体の名前も一切出さないようにして、食品を送ったこともあります。

holoholoで受ける相談で多いのは、離婚調停中やシェルターを出たタイミングなどで、社会的な繋がりが途切れてしまった方が多いです。メールでの相談がメインですが、少人数でマスクをして対面や、オンラインでお話することもあります。会いたいという方が多く、訪問や同行も、必要に迫られて行うことも多いです。

緊急事態宣言中は、市内の公共施設が閉まってしまい、活動場所が確保できなくなりました。私たちの活動は、「不要不急」なんでしょうか?みんなボランティアですが、本来は自治体がやるような、人の命に関わる活動なのに、市の施設が使えない。コロナ禍だから、やらなくてよい活動ではない。コロナ禍だからこそ、やらなきゃならない活動があります。

 

btn_01project2.gif対面の活動はやめません

― これまでを振り返って、新たな発見や直面した課題はありましたか?

(みぃさん)
オンラインのピアサポートは、やって良かったしかないです。世間一般の方々のDVへの認知として、「パートナーと離れたら終わり」と思っている人が多いのではないでしょうか。離れた後でも、日常生活を送ることが辛いということを、当事者はぜひ話し合いたいのです。オンラインだと、そういった思いの部分の熱量が伝わりにくい印象があって敬遠していたのですが、とりあえずやってみよう!とやってみました。オンラインの環境があり、(パートナーと離れている、子どもが学校に行っているなど)その場の安全が確保できる人が参加しています。コロナ禍でも安心して話せる場所があり、相手の表情を見て気持ちをシェアできる場所を確保できて本当に良かったです。

オンラインならではの進行の課題はあります。一人の持ち時間を決めて話すのですが、声掛けやアラームを鳴らしても、時間を超過してしまう方もいます。こちらも話が盛り上がっているところで声を掛けにくく、難しく感じることがあります。また、対面では静かに頷くだけだったところ、オンラインではリアクションを大きめにしないと画面上で伝わりにくかったり……。ビデオをオンにするしないなど、ルールを確認しながら臨機応変にしています。

(ゆかりさん)
年齢層が幅広いので、オンラインがメインになってしまうことにより、しばらく会えなくなっている人もいます。市の施設が使えるときには、対面のピアサポートも実施していますが、緊急事態宣言中は閉館してしまうため、安定的な開催が難しいです。他の場所での実施も検討しましたが、条件が整っている場所を探すことはなかなか難しいです。ここ(インタビューを行っている会場)は、加害者プログラム用の新しい拠点です。今年の5月にクラウドファンディングを行い、改装費用を支援してもらいました。ただ、ここだと狭いんです。託児も必要で、しかも託児室に声が漏れないような会場となると、かなり限られてきます。託児を諦めたらというのも考えたのですが……。

 

 ―  今後の活動についてお聞かせください

(ゆかりさん)
コロナが落ち着いた後も、オンラインでのピアサポートは続けます。オンラインじゃないと参加できない人に出会ってしまったので、続けないとならないと思っています。心のケア講座も、緊急事態宣言中に初めてオンラインで開催しました。この講座については、今後オンラインで展開をするかどうか、まだ検討中です。でも、対面の活動はやめません。

また、今年の5月から子どものグリーフプログラムを開始しました。暴力を目撃した子どもや、離別や喪失経験した子どもたちを対象としています。子どもたちもピア(仲間)に出会いたい。子どもにも心の傷のケアの場が必要です。親御さんがそのような機会を望んでいる場合もあります。プログラム中、お母さん方は別室で、ピアプログラムを行います。いつも一緒にいる母子を離す機会にもなります。現在は、小学生をメインとしていますが、年代別や、連休・長期休みに合わせたりなど、もっと展開したいと考えています。参加した子どもから「次はいつやるの?」と聞いてくれたのは嬉しかったです。でも、子どものプログラムって、お金かかるんですよね。材料費やおやつ代、スタッフも必要になるので。

やりたいことはたくさんありますが、無理な拡大は考えていません。これまで、専任スタッフも居ない状態で、当事者出身のスタッフたちは、仕事も子育ても家事も、トラウマも抱えながらやっています。だからこそ、「やれる人がやれる時に」というペースが、holoholoらしさだと思っています。

(みぃさん)
着実に、今やっていることを減らさずに、続けること。しかも、無理をせずに。うーん、簡単なことじゃないですけどね。

(ゆかりさん)
痛みをわかっているもの同士が運営していることの良さかなと思います。例えば、業務が増えたときにいろんな人に手伝いをお願いしたら、「手伝えて嬉しい」という声もありました。特におやつの配送などは、積極的にやりたいという方もいます。感謝のメールが来ると、関わったスタッフも嬉しいですよね。支援される側ばかりではなくて、お互い様であったり、なにかやってあげられることは、本人にとっても嬉しいので、そういった機会を作ることも大事です。現在の運営スタッフは、10人ぐらい。みぃさんは、子どもも巻き込んで一緒にボランティアに入ってくれたりもしていますよね。

(みぃさん)
活動のお手伝いに入ることは、子どもにとっても、良い影響がありますよ。

(ゆかりさん)
また、クラウドファンディングは、支援者の方と繋がるきっかけにもなりました。始める前は、スタッフの中でも、クラウドファンディングに対する意見は前向きなものばかりではありませんでしたが、応援メッセージにはとても励まされました。お金だけじゃないものを得られたと思っています。 これからも、新しいことにもチャレンジしていきたいです。

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8月に開催したDVを目撃した子どものグリーフプログラムの様子

 

※掲載の写真は、holoholoより提供いただきました。

※5月・6月に行っていたクラウドファンディングの詳細をご覧いただけます。
「女性への暴力(DV)をなくしたい!札幌に加害者が学び直せる場を。」
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インタビューを振り返って

DV被害の経験のある人たちの集まりだからこその強みが伝わるインタビューでした。コロナ禍でDVの増加、孤立の深刻化が起きることを見通し、すぐにオンラインを取り入れる。お互いの痛みを理解し合い、スタッフ同士が支え合いながら無理せず活動をしている姿にも魅力を感じました。「コロナ禍だからこそ、やらなきゃならない活動」という言葉に、市民活動が果たしている役割の多さを実感します。(定森)

 

 団体概要 

  • 団体名 holoholo
  • 代表者 代表 まつもとゆかり
  • 主な活動場所 札幌市北区、中央区等
  • メールアドレス peer.holoholo@gmail.com
  • URL http://holoholo.hvlb.org btn_kotira4.gif
  • 関連ページ(2020年度助成事業) btn_kotira4.gif

 

 

インタビュアー 
定森光(さだもりひかる)
北海道NPOサポートセンター
※インタビューは、2021年7月2日にオンラインにて行いました。

記事作成
佐藤綾乃(さとうあやの)
支援協議会事務局

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2021 / 09 / 15  13:40

[インタビュー]森を介して、いろんな人と交われる場に~みなぱ 中村さん・菅原さん

[インタビュー]森を介して、いろんな人と交われる場に~みなぱ 中村さん・菅原さん

特定非営利活動法人みなぱ
子どもの集う場から広がる地域の人の居場所
(令和3年度札幌市市民まちづくり活動促進助成金 子どもの健全育成分野助成事業)

 

新型コロナウイルス拡大の影響により、居場所を奪われ、ストレスフルな環境に身を置いている子どもたちが、自宅や学校以外に息抜きができる「サード・プレイス」としての居場所づくりに取り組む特定非営利活動法人みなぱを取材しました。

2008年に設立されたみなぱは、子どもからお年寄り、障害者まで地域共生をテーマに、相談支援事業や、障害児通所支援事業(放課後等デイサービス等)などの事業を展開しています。今回は『みんなの居場所』として昨年、札幌市中央区盤渓に立ち上げた「みなぱの森 森学舎」を訪問して、理事長中村絵梨子(なかむらえりこ)さん、事業担当者菅原禎子(すがわらていこ)さんにお話を伺いました。

 

 

btn_01project2.gif新たな社会資源をつくる

― まず、みなぱの活動について教えててください

(中村さん)
もともとは、『富山型福祉』をめざして、高齢者福祉から始まった団体でした。けれど、福祉の制度はコロコロ変わる、方針も変わる。そのたびに制度の仕組みに合わせた形に動いていくのには、私たちのような小さい法人では限界が見えました。へルパーさんの不足や、市内にサービス付き高齢者住宅が増える中、在宅中心のヘルパーステーションでは立ち行かないのが現状です。スタッフの中に、障害者のサービスをやりたいスタッフが多かったこともあり、現在は障害児・者へのサービス事業が中心になっています。

「みなぱの森 森学舎(しんがくしゃ)」は、昨年(2020年)6月にオープンしました。(同年)3月までは「森学舎」という認可外保育施設だった敷地と園舎です。市街地から車で15分ほどの場所ですが、自然に恵まれています。

相談事業を始めたら、『居場所を作れない』という不登校の相談がとても多かったんです。放課後等デイサービスを利用することもできるけれど、利用できる時間の枠が短く、柔軟な運用は難しいです。不登校の子どもたちの状況や、スタッフの実体験などから、次は不登校をテーマにデイサービスを作ろうと考え、菅原さんに声をかけました。

(菅原さん)
毎日通える拠点ができる!と、すぐにお返事しました。

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自分たちが「楽しい」と思えることはとても大事と、理事長の中村さん。

 

― 「不登校の子どものための居場所あれとぽ」とは?

(菅原さん)
あれとぽの活動は、学校に行かない子どものお母さんたちの自主活動として、2014年から始めました。「面白いことをしよう」と週2回程度集まり、子どもたちと工作や海に行くなどの企画を少額の助成金を受けながら活動を続けていたところ、みなぱから声を掛けられて2019年1月からみなぱの一事業として活動することになりました。スタッフみんな、自然の中で子どもが育つ良さや、大人にとっても必要不可欠なものだということが実感としてあり、拠点が住宅街の中にあったので、次は森が欲しいな(笑)と、スタッフみんながふつふつと思っていた頃でした。

みなぱという法人の事業として参画したことによって、「自分たちのため」という自主活動から、「社会の中の不登校の子どもたち」という社会課題に取り組む意識ができ、雇用も生まれました。

(中村さん)
福祉分野の事業型NPOは(福祉関連法上の)制度事業のみのところも多く、みなぱもそうだったので、「NPOじゃなくてもいいんじゃないか」と思うこともありました。

福祉の制度を色々使って事業を行っていたという経験と法人の土台があったことで、地域の中で自主性を持って活動している団体と繋がって、新たな社会資源をつくることができたと思います。不登校の子どもを抱えている親御さんはなかなか仕事ができないし、精神的にも不安定です。そういった方の雇用の創出も含めて、とても“NPOらしさ”が出たと思います。

(菅原さん)
自分たちの小さな「やりたい」を、楽しみながら企画してきたら、仕事になった!という感じです。「学校に行かない」という前向きな選択をした親御さんたちが、活動に参加したり、お手伝いをしてくれたりしています。子どもたちだけではなく、お母さんたちの居場所にもなれるようにと思っています。子どもたちにとって、お母さんたちにとって、私たちのとっての最善は何かを考えることで、楽しくできています。

(中村さん)
自分たちで選んで、判断して、行動して。自分たちでやることの責任をもって働く。みなぱは、トップダウンに向かない人たちが集まっているんじゃないかな。みんなで話し合いながら決めています。利用する人たちも「自分の場所」「自分ごと」として、いっしょに考える場になるよう、とてもこだわっています。

 

 btn_01project2.gifつながりは「いいね」の数じゃない

― 「みなぱの森 森学舎」がオープンして、1年が経ちましたね 

(菅原さん)
この森は、子どもたちにとって、のびのびと過ごせる場所です。自然を相手にすることは、集中力と結束力を養うことができ、子どもたちの遊び方にも変化が見えます。この森を介して、出入りする子どもと大人、いろんな人と交われる場になってきたと感じます。

(中村さん)
元森学舎の関係者の方々も、この場所でバザーや様々な企画をしてきました。こちらの拠点を利用するにあたって、ここに愛着のある皆さんが来れるように、公開のイベントなどを企画しています。元園長の本間先生もほぼ毎日来て、森の管理をしてくれています。

(菅原さん)
今後はもっとたくさん人が、ここを居場所にしてもらいたいなと思います。これまで、子どもたちは日々の生活に追われている感じがしていましたが、コロナ禍になり「今日は何しようかな、どうしようかな」と考える時間が増えて、休校などを経て「あれ?学校ってなんだろう」と考えるきっかけになったんじゃないかと思います。日々、追われるように朝起きて、学校に行って、放課後は塾に行って……という過ごし方への疑問に、この場所は応えたのではないかと。子どもたちや大人が一緒に過ごす中で、居場所の重要性を感じて、ここで過ごす人が増えたらいいなと思います。

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森の中は、子どもたちにとって様々な遊び・体験ができる場所が広がっています。
※写真提供:みなぱ

 

― これまでを振り返っての感想や、新たに直面した課題について教えて下さい

(菅原さん)
情報をどのように届けるか、難しいです。関心のある人には共感されるけれど、この場所に『行く』というハードルもあります。困っている人に届きにくい、情報を取りに行く力も弱っている、知ったとしても動けない、自分ごととして思えない人もいます。ここに初めて来られる方は、口コミによって知った方が多いです。そして、どうやって過ごしたらいいか分からない、自分のことを話すことが難しいという方もいらっしゃいます。話をしてもいい場所なんだと気づいてもらうことが大事と考え、月1回、お母さん方のお話し会も開催しています。悩み相談だと参加は難しいけれど、ごはん会や、春の山菜取りの企画なども合わせて、会話のきっかけを作ります。

人って、一度つながると、切れたかなと思っても機が熟して(必要だと感じた時に)またつながりますよね。ずっとSNSの投稿を眺めながら、自分の子どもの様子を見て、そろそろ一歩進めてみようかなと思って、また足を運んでくれるようになる方も。つながりは「いいね」の数じゃないですよね。

 

 

btn_01project2.gif子どもが違和感を発信してくれている

― 今後の活動についてお聞かせください

(菅原さん)
とにかく継続。自主活動のときは、本当に自分たちのペースでやってきたことが、いろんな人の力を借りて、いまの形になりました。正直、福祉の制度もわからないし、自分たちの活動が社会の中でどういう位置づけなのかわからない中で、分野を超えて、みなぱと繋がれました。

(中村さん)
細くても長く続けること、ここにある(存在する)こと。ギリギリやっていけないことはないけれど、確たる財源があるわけではない。継続はNPOの課題でもありますよね。すぐにお金に繋がるわけではないという世の中の仕組みのようなところに、価値ややりがいも必要です。

子どもにとってのコロナの影響の大きさを考える必要があります。大人ももちろん大変だけれど、子どもたちが置いてけぼりになっている。でも、子どもが違和感を発信してくれているんです。それを社会の違和感としてとらえる大人がどれだけいるか。子どもの発信が大人や社会を変える力になっていると考える大人が増えて欲しいと思います。

(菅原さん)
私たちは、「子どもから学ぶ」ということを忘れてはならないですね。

 

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インタビューは森学舎の建物の中にて。森を駆け回る子どもたちの声が時々聞こえました。
(左・中村さん、中央・菅原さん、右・インタビュアー定森)

 

 

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インタビューを振り返って

豊かな自然と温かい人たちに囲まれた、とても居心地のよい場所でした。不登校を学校に「いけない」と否定的に捉えるのではなく「いかない」という子どもの選択として尊重する。そのような姿勢から、子ども一人ひとりの考えや主体性を大事にしていることが伝わり感銘を受けました。そして、コロナ感染症の影響が長引いているからこそ、子どもが発信している違和感を大人が受け止めることの大事さを教えてもらいました。(定森)

 

団体概要 

 

 

インタビュアー 
定森光(さだもりひかる)
北海道NPOサポートセンター
※インタビューは、2021年7月2日に行いました。
 見出しの写真は、みなぱより提供いただきました。

記事作成
佐藤綾乃(さとうあやの)
支援協議会事務局

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2021 / 09 / 03  16:15

[お役立ち情報]9月の助成金説明会&セミナー・相談会情報

[お役立ち情報]9月のセミナー&相談会情報

夏の暑さが一段落した9月は、来年度に向けた助成金情報が多く公開されるのと同時に、助成金説明会や事業運営・組織運営のためのセミナーの機会も多くなります。

オンラインで参加できるのもが多いので、団体の状況にあわせて、ぜひ参加をご検討ください。

 

btn_01project2.gif助成金説明会

 

【9/9@オンライン】孤独・孤立対策活動地域女性活躍推進交付金(つながりサポート型)第3回公募説明会(内閣府男女共同参画局)

地方公共団体がNPOなどの民間団体と連携して行う、女性や女の子に対するきめ細かい、寄り添った相談支援を後押しする地域女性活躍推進交付金(つながりサポート型)について、第3回公募が開始しました。 NPO及び地方公共団体向けオンライン説明会

日時:2021年9月9日(木)①14:00~14:40、②15:00~15:40
申込期限:2021年9月8日(水)13:00 

詳細・申込は btn_kotira4.gif

 

 

【9/10@オンライン 】秋の助成金応募シーズン到来。プログラムの狙いを理解して提案力を高めよう!(NPO支援財団研究会)
秋は、来年度に向けて、多くの助成財団が助成金を公募する時期となります。NPO側としては、助成財団とのパートナーシップを発展させるために、最適の助成プログラムを見つけ出し、よりよい企画を提案したいところです。同時に、助成財団としても、助成プログラムの趣旨を的確に理解してもらい、より質の高い応募をしていただき、よりよいパートナーシップを築いていければと願っています。秋募集の財団の助成プログラムについて、担当者から、狙いや期待するポイントを直接聞けるチャンスです。
日時:9月10日(金)14:00~17:30
対象:NPOやNPO法人、ボランティア団体、各地のNPO中間支援団体及び助成財団・団体、企業、自治体関係者、企業のCSR関係者 等
参加費:無料
詳細・申込は btn_kotira4.gif

 

 【9/20@旭川・9/22札幌&オンライン】2022年度年賀寄付による社会貢献事業助成説明会
「寄付金付き年賀はがき」や「寄付金付き年賀切手」によって集められた寄付金を、社会の発展に貢献することを目的に、全国各地の団体に分配する助成事業です。活動系のプログラムを始め、施設改修や機器購入、車両購入などが対象になるプログラムもあります。

9/20(月・祝)15:30~@旭川市市民活動交流センターCoCoDe(申込・問い合わせ 旭川NPOサポートセンター)
9/22(水)18:30~@市民活動プラザ星園(札幌市)&オンライン(申込・問い合わせ 北海道NPOサポートセンター)
助成プログラムの詳細は btn_kotira4.gif 

 

  

btn_01project2.gifセミナー情報

 

【9/8@オンライン】JCNE・NPOセミナー「ガバナンスの考え方」~社員(評議員)の役割~ (一般財団法人非営利組織評価センター)
このセミナーでは、長年、非営利組織のガバナンスの向上に取り組んできた、(公財)公益法人協会会長で、非営利組織評価センター理事長でもある太田達男氏が講師となり、みなさんの疑問やお悩みにもその場でお答えします。

日時:2021年9月8日(水)10:00~11:00
対象:非営利組織でガバナンスに携わっている方や、ガバナンスについて学びたい方。
参加費:無料
詳細・申込は btn_kotira4.gif 

 

【9/16@オンライン 】第3回会計実務オンラインセミナー 給与計算編(北海道NPOサポートセンター)
「給与計算って難しい!」「通勤手当は非課税?」「有給休暇の取得条件は?」「社会保険料って?」と疑問に思いながら毎月の給与計算をしている方はいませんか?初心に戻って、有給休暇の取得条件・社会保障の加入条件などを共に学びませんか?

日時:9月16日(木)13:30~15:30
対象:NPO法人の会計担当者(予定者を含む)など
参加費:北海道NPOサポートセンター会員:1,000円/非会員:2,000円
詳細・申込は btn_kotira4.gif 

 

【9/22・28@オンライン】JCNEセミナー「ガバナンスを意識した組織運営」~ミッション達成のためのガバナンス、そして基盤強化のためのグッドガバナンス認証の活用~(一般財団法人非営利組織評価センター)

今回のセミナーでは、法律的なガバナンスではなく、組織運営の考え方・手法としてのガバナンスについて説明します。また、そのガバナンスを実践するための具体的な方法として、グッドガバナンス認証の評価基準に基づく組織運営、認証制度の活用方法について、解説を行います。
日時:2021年9月22日(水)19:00~20:30、9月28日(火)14:00~15:30
対象:主にNPO法人、一般社団法人、一般財団法人の役職員、NPO支援を行っている中間支援組織、自治体の関係者など

参加費:無料
詳細・申込は btn_kotira4.gif 

 

 

btn_01project2.gif相談会情報 

「NPOのための運営&コロナ対策オンライン相談会」9月の開催予定
運営や活動に関して、お困りのことはありませんか?国や自治体の支援策や各種補助金・助成金の活用といった資金調達や、感染症対策に関する情報、オンライン総会の準備や今後の活動の方向性など、参加者同士の意見交換とあわせてお話しましょう。

日時:9月7日(火)15:00~16:30
   9月16日(木)10:00~11:30
   9月21日(火)19:00~20:30
     9月30日(木)15:00~16:30
協力:NPO運営サポート・あの屋 佐藤綾乃
定員:各回10名 ※要申し込み info@hnposc.net まで

 

なお、お役立ち情報のページでは、助成金の募集情報を随時更新しています。
新型コロナウイルス感染症対策の活動や、対策のための助成プログラムは減りましたが、感染症対策を前提とした取り組みが求められるようになり、対策に必要な経費の計上が認められるプログラムが増えてきました。ぜひご活用ください。
助成金情報へのリンクは btn_kotira4.gif

 

2021 / 08 / 26  12:45

[公募中・9/10締切]“必要な変化をサポートする” 伴走型・市民活動持続化支援(北海道NPOファンド)

[公募中・9/10締切]“必要な変化をサポートする” 伴走型・市民活動持続化支援(北海道NPOファンド)

 47コロナ基金・北海道における伴走型・市民活動持続化支援枠助成事業の申請が開始しました

 

btn_01project2.gif笑顔とつながりが続いていくように。北海道の市民活動を応援!

本助成では、
1) 寄付・会費収入(支援性収入)の割合の高い団体
2)行政による 支援の対象になりにくい団体
を重視し、感染症拡大の影響により、大きく変わっ た活動環境に対応するための経営・運営計画策定を支援する伴走支援者への経費および運営費を助成します。

助成額:上限50万円、2団体採択予定
伴走支援者委託費以外に使途に制限はありません。管理費、人件費など団体活動のためにご利用ください。

詳細は、btn_kotira4.gif

 

47コロナ基金の詳細については、btn_kotira4.gif
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2021 / 08 / 13  11:31

新型コロナウイルス感染症流行下における 北海道の市民活動の継続に向けた緊急メッセージ

新型コロナウイルス感染症流行下における 北海道の市民活動の継続に向けた緊急メッセージ

2021年8月11日

新型コロナウイルス感染症流行下における
北海道の市民活動の継続に向けた緊急メッセージ

北海道内中間支援組織「コロナアクション」

 2020年以降続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による社会的影響がなかなか収まりません。感染者数は増減を繰り返し、それに伴う緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がその都度発出される中、経済活動や市民生活に制限が掛けられ、都道府県を超える移動に対しても制約が課せられました。

 そのような中において社会課題に取り組んできた市民活動も、感染対策の一環で会場の閉鎖などが実施されたことで活動の場が失われたり、メンバーが集まれず活動が停止するなど、困難に直面しています。目に見えない同調圧力、SNS等での相互監視などによって、集まる事や支援先への訪問が悪であると思われてしまう事 への心理的圧迫を感じ活動を止めた団体があります。また、往来の自粛によって移動が困難になる事で、予定されていた事業を取りやめる等の影響も発生しています。これらによって収入が絶たれ、事業の継続が困難になっている団体も見られます。

 感染の拡大を防ぐためには接触を減らすことが肝心とされます。しかし「不要不急の行動を控える」という言葉が独り歩きすることによって必要以上の萎縮を生んでいる、そう思う場面も少なくありません。

 市民活動は「不要不急」の活動ではありません。

 影響の長期化が予想される中で市民活動はこれまで以上に必要とされています。感染機会を減らせばウイルスの拡大を未然に防ぐことができる、この一点に的が絞られた感染対策が長く続き、経済的・心理的な疲弊による新たな問題も起こっていますが、その解決に向けた「今だからこそできる支えあい」を創造していく必要があります。そのためにも歩みを止めず、持続可能な活動が求められています。

 未曽有の困難の中だからこそ、市民参加の力によって「誰ひとり取り残すことない」社会に向けて、活動の原点に戻って立ち止まることなく共に進んでまいりましょう。

 

北海道内中間支援組織「コロナアクション」

(幹事団体)NPO法人北海道NPOサポートセンター
(参加団体・順不同)NPO法人旭川NPOサポートセンター/NPO法人北見NPOサポートセンター/NPO法人NPOサポートはこだて/NPO法人北海道市民環境ネットワーク/ひがし北海道市民防災サポート/NPO法人室蘭NPO支援センター

北海道の市民活動の継続に向けた緊急メッセージV1.0.jpg

メッセージ本文(PDF)のダウンロードは btn_kotira4.gif

 

 

btn_01project2.gif市民活動を途切れさせないために

① ご自身や家族の安心・安全があってこそ。無理は禁物です。
② 常に感染対策を心がけた行動を。
・ソーシャルディスタンスをとりましょう。でも心の距離は離さずに。
・検温や手指の消毒、メンバー同士で健康チェックを。
・もし集まれなくてもオンラインでできる活動に取り組んでみましょう。
③ 活動中は正しくマスクを着用、換気を心がけましょう。
④ 悩みや不安を相談できる関係性を保って、心の健康にも配慮を。
⑤ 不要不急と言う言葉にまとめず、活動に制約のある中でも動きを止めない工夫を心がけましょう。

 

btn_01project2.gifワクチンを接種しても感染対策は変わりません

高齢の方を皮切りに新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。しかし、一部に「ワクチンを打ったらもうマスクは要らない」「ワクチンを打たない人とは同席出来ない」と思われている方もいるようです。
① ワクチン接種でも感染を100 %防ぐことはできません。
② ワクチン接種後も、マスク着用・手指の消毒・ソーシャルディスタンスの確保を!
③ 健康上の理由などでワクチン接種が困難な方もいます。ワクチン接種の有無を理由に活動への参加を制限することは差別につながります。

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活動継続のためのポイント・ガイドラインのダウンロード(PDF)は btn_kotira4.gif

 

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