団体からのお知らせ・インタビュー

2020 / 09 / 30  12:40

[インタビュー]音楽には人を癒やすエネルギーがある ~ 一般社団法人札幌YWCA 榮さん

[インタビュー]音楽には人を癒やすエネルギーがある ~ 一般社団法人札幌YWCA 榮さん

一般社団法人札幌YWCA
ステイホームの高齢者に届ける癒しのコンサートで、新しい生活様式後も演奏活動できるよう演奏家を応援する事業

 

ステイホームによって孤立化している高齢の方へ癒しを、コロナ禍によって演奏活動が制限されてしまっている音楽演奏家の皆さんに演奏の場を提供することを目的に、月2回のミニコンサートを企画・実施されている一般社団法人札幌YWCAを取材しました。

札幌YWCAは、1950年の設立以来、青少年の育成、平和への取り組みなど、その時代に札幌で必要とされる様々な活動を展開されています。
9月14日、Y’s Café(ワイズカフェ)でのコンサート当日、リハーサル中にお時間をいただき、会長榮まり子(さかえまりこ)さんにお話を伺いました。

 

btn_01project2.gif音楽演奏家の皆さんと高齢者の方々、両者の思い

― まず、今回の事業を行うに至った経緯を教えてください

以前から、アットホームな小さなコンサートを開催しており、音楽演奏家の皆さんとのつながりがありました。コロナ禍で演奏の機会を失い、活動中止されていることを知り、演奏家は演奏を聴いていただくことで成立しているのに、それができないということは大変なことだと思い、私たちが力になれることはないのだろうかと考えました。

また、YWCAは、ボランティア活動やプログラムを通して人が集まり、エンパワーするという活動してきましたが、コロナ禍では『人が集まる』という活動そのものができなくなりました。会員にも高齢の方も多く、特に一人暮らしの方は外に出て、活動に関わり、顔見て話すことで、心や身体の安定や健康を確認することもできます。外出の機会を失ったことで、不健康な状況に陥ってしまうのではという不安もありました。

音楽演奏家の皆さんのことと、高齢者の方々の両方を考えた時に、音楽を聴きに来る時間を作ることで両者の思いが叶うのではないか、音楽を聴くことで力を与えられるのではないかと考え、小さな音楽会を企画し、さぽーとほっと基金の助成プログラムを使わせていただきました。

 

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ミニコンサート「Y's caféからのしらべ」
9月の演奏会プログラム。年代問わず、耳馴染みのある曲ばかりでした。

 

 

 btn_01project2.gif安心・安全な場所を提供できるように

― これまでの活動との違いや難しさはどんなところですか?

現在の演奏会の入場の定員は、Y’s Caféは10人。YWCA壘(るい)は演奏内容によって6~8人で開催しています。告知をするとすぐに定員になり、もっと広い会場で、たくさんの人に来てもらいたい気持ちはありますが、ソーシャルディスタンスをとる必要があるため、限界があります。

入場時は受付での検温や、事前に道外への移動の有無なども確認しています。フェイスシールドや飛沫防止のビニールシートを設置して、客席と距離を取れるようにし、楽器・演奏内容によって定員を減らすなど対応策が変わります。ソーシャルディスタンスを保ち、休憩時間には換気するなど、できる限りの対策はしていますが、「本当にこれで大丈夫だろうか」と、どこかで足元をすくわれるのではないかと、不安は残ります。

来年1月までの音楽会開催を予定していますが、冬場の換気については心配しています。今後の状況によって観客数を減らしたり、緊急事態宣言が出された場合には、演奏家の皆さんに協力を得ながら、Web配信のための準備をしています。

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小さな会場はあっという間に満席に。皆さんリラックスして開演を待っていました。

 

 

btn_01project2.gif弱い立場にある人たちが、どんどん声を出しにくい状況に

― 実施してみての感想や今後の活動についてお聞かせください

さぽーとほっと基金の助成を受けて、これで私たちらしい活動ができると思えました。この企画が、演奏家の皆さんの力になっているのか、高齢者の方々の癒やしになっているのか、リスクを上げてはいないか、いつも葛藤を抱えていますが、生の演奏、音楽には、人を癒やすエネルギーがあり、聴きに来てくださった方が、ホッとした、本当に癒されたという顔をされて帰られます。

私たちはボランティア団体で、活動することで資金を得て、活動することで社会を豊かしようとしてきましたが、活動そのものが制限されてしまい、どのように社会に貢献できるか悩み続けています。世界中が影響を受けているコロナ故に「私は大変」と言えない環境ができてしまい、弱い立場の人たちが、どんどん声を出しにくい状況になってしまっているように感じます。

現在の状況下で、どのような形であれば力になれるのかを伺い、課題はあるものの何ができるかを考えながら、今後も活動していきたいと思います。

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(左)榮まり子さん
Y's café のある北海道クリスチャンセンターのロビーにて

 

 btn_01project2.gif音楽が人に与えるエネルギーを多くの方に

インタビューを振り返って

音楽会の開催のお忙しい日にインタビューを受けていただきました。会場の設営や感染対策をされている様子を見て、演奏者、観客、スタッフ等会場にいるすべての人に「何かあったら」という緊張感が伝わってきました。演奏者も聞き手も葛藤しながら開催している様子に、少しずつでも回を重ねてより良い上場を作り、音楽が人に与えるエネルギーを多くの方に伝え、感じてもらうことを願いました。

 

インタビュアー・記事作成 
佐藤祐子(さとうゆうこ)
北海道NPOサポートセンター 編集ボランティア

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2020 / 09 / 28  18:43

[インタビュー]安全で楽しい自転車の利活用を~認定NPO法人ポロクル 熊谷さん

[インタビュー]安全で楽しい自転車の利活用を~認定NPO法人ポロクル 熊谷さん

認定NPO法人ポロクル
「安全で楽しい自転車の利活用」を「新しい生活様式」に取り入れて、札幌のまちを元気にする事業

 

「新しい生活様式」の一つとして提言されている自転車の利活用を提案する動画を制作した、認定NPO法人ポロクルを取材しました。

ポロクルは2011年から本格的に札幌市中心部にて、自転車のシェアリング(共同利用)サービスを提供しています。市内48か所で自転車をレンタルすることができ、1日の利用回数は多い日で2,600回になります。事務局長熊谷美香子(くまがいみかこ)さんに事業内容や活動を通して見えてきた課題などについてお話を伺いました。

 

btn_01project2.gif「新しい生活様式」の実践例としての自転車

― まず、今回の事業を行うに至った経緯を教えてください

「新しい生活様式」の実践例として、公共交通機関と併用して自転車を活用することが提言されました。それを受けて移動手段を自転車に替えることが増えたのに伴い、マナー違反も多くみられてきました。

加えてポロクルの内部からコロナ禍の課題として、自粛ムードが続くことで外出の機会が失われ、心身の健康を害した方もいるのでは、という意見がでたこともあり、ポロクルとして何かできることがないかと考えたところ、インターネット上で見られる動画を通して、お客様やポロクルのメンバーが感じたことを伝えて、安全な乗り方や自転車の楽しさを伝えることができないかなと思い、今回のプロジェクトに至りました。

 

 btn_01project2.gif動画を通してマナーや楽しさに気づくきっかけに

― 従来の事業と違うと感じた点はありますか

シェアサイクルでは通常マスクを着用して利用してもらうため、楽しそうな表情を表す難しさがありました。またルールやマナーを啓発することにはすごく気をつかいました。様々なシチュエーションを想定して作ったので、市民の方々自身で、『正しい自転車の乗り方』を知るきっかけにしてほしいと思います。

動画作成に携わったスタッフや市民からは、「自分のライフスタイルを紹介できて楽しい」などの声をもらい、撮影先や関係部署などもNGが出ることはなく、みんな前向きに一緒に取り組んでくれました。今回は自転車に特化して動画を作りましたが、その中では歩行者や車に対しての思いやりを込めた内容にしたい気持ちも入っています。

現在約400の閲覧数がありますが、この動画を通していろいろな方が、マナーや楽しさなどに気づくきっかけになり、いろいろな声が上がればいいなと思っています。

※動画は9月1日に公開。インタビューは9月4日に行いました。

 

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動画「NEW SAPPORO ♡ BICYCLE DAYS」
YouTube「ポロクル公式チャンネル」にて公開中!
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― 活動を通じて見えてきた課題はありますか。

車道を走るのはやっぱり怖いという声も聞きますので、自転車が安心して走れる道路の整備が進むことを期待すると共に、子供の頃からの自転車交通安全教育は必要だなと感じています。 

― 今後、同様のテーマで活動を広げていく考えはありますか。

現在ドコモシステムを導入した2年間の共同運営の試行中で今年は最終年度となります。事業継続に向けて、運営方式や収益性について評価を行い、また、今年の利用実績などもふまえて新生活様式におけるポロクルの新たな社会的役割についても把握・考察していきたいと考えています。もちろん、同様のテーマでの活動事業にも取り組んめたらと思っています。

 

 btn_01project2.gifNEW SAPPORO♡BICYCLE DAYS

インタビューを振り返って

インタビューに不慣れな私を気遣い、ざっくばらんにお話をしてくれた熊谷さん。お話を伺っていて、本当に自転車で札幌を盛り上げたいというお気持ちが伝わってきました。今回の動画「NEW SAPPORO♡BICYCLE DAYS」を拝見して、自転車に乗っている人の気持ちを吹き出しで表したのが新鮮で、熊谷さんの言葉通りみなさんで楽しく制作されたんだなと感じるとともに、特に車道の正しい走り方が丁寧に描かれています。

札幌市の自転車専用道路はあいの里地区などで見られるものの、中心部では安心して走れる箇所が少なく、私自身危険な運転を目にすることも多くなりました。この動画が一人でも多くの方の目に触れ、「ポロクル」が自転車の楽しさと安全を象徴する言葉になることを願っています。

 

インタビュアー・記事作成 
山内克弘(やまうちかつひろ)
北海道NPOサポートセンター 編集ボランティア

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2020 / 09 / 05  11:32

[報告]新型コロナウィルス感染症拡大に関する緊急アンケート (第2回)の結果について

[報告]新型コロナウィルス感染症拡大に関する緊急アンケート (第2回)報告

新型コロナウィルス感染症拡大に関する緊急アンケート (第2回)報告書を公開しました。

NPO・市民活動団体への影響を把握するため、2回目のアンケートを実施しました。

◆調査概要
回答数:71 団体
対象:北海道内の市民活動団体、NPO・一般社団・財団法人など
調査期間:2020年7月22日~8月14日
実施方法:WEBフォームにて回答
実施主体:北海道内中間支援組織「コロナアクション」 (事務局:NPO 法人北海道 NPOサポートセンター)

◆結果概要
・分野・法人格の有無・地域に関わらず、緊急事態宣言解除後も 87%の団体が活動・運営に影響が生じています。特に「活動の縮小による事業収入の減少」となった団体は61%にも及びます。
・「寄付金の減少」「会費・会員の減少」は15%の団体に及び、さらなる減少を危惧する声もあります
・多数の団体が活動の中止や縮小等を余儀なくされており、活動の休止解散を検討している団体もあります(全体の3%)
・2月~6月の収入減少額の平均は約180万円。1,000万円以上の減少を受けた団体もあります。
・必要な支援策として「資金支援」が55 %、「情報の提供」が 52 %と半数以上となっています
・一方、「持続化給付金」「家賃支援給付金」「休業協力金等」などの公的支援が対象外(もしくは分からない)と回答している団体が70%(50団体)あります 。企業と同様に運営・経営に支障が生じているのにも関わらず、行政等の支援制度が十分に届いていない/対象から漏れている可能性があります。

 報告書はこちらからダウンロードできます(PDF) 

⇒ 詳細は btn_kotira4.gif(北海道NPOサポートセンター)

2020 / 09 / 03  20:11

[お役立ち情報]寄付型NPO法人の持続化給付金の対象要件が公開となりました

[お役立ち情報]寄付型NPO法人の持続化給付金の対象要件が公開となりました

寄附金等を主な収入源とするNPO法人の持続化給付金について

 

これまで『対象外』となっていた寄付型NPO法人も、持続化給付金の申請が可能となりました。
内閣府ホームページにて、具体的な対象要件等が、本日発表になりました。

 

(下記、内閣府ホームページより転載)
---------

今般、持続化給付金の申請時の「売上」の算定に際し、寄附金等を主な収入源とするNPO法人は、寄附金等を含めて算定できるように、取扱いを変更することとなりました。
該当法人は、新設する事前確認事務センター(仮称)に事前確認を受けた後、持続化給付金事務局に申請をしていただくこととなります。現時点での情報は下記のリーフレットをご覧ください。

寄附金等を主な収入源とするNPO法人の皆様へ(持続化給付金)

なお、上記に関わらず、現行の「NPO法人特例」(事業収益と会費)による申請も、引き続き可能です。

---------
(ここまで)

 

対象は、下記4項目すべてに該当する団体となります。
(1)前事業年度の寄附金等(受取寄附金、会費収入、受取助成金・補助金の合計)が経常収益の5割以上である法人
(2)2020年1月以降の任意の月(対象月)で寄附金等と事業収益の合計額が前年同月比で5割以上減少した法人
(3)対象月で事業費支出が前年比で減少するなど、新型コロナウイルス感染症の拡大により事業活動に影響を受けた法人
(4)特定非営利活動に係る事業につき、前年度の活動実績がある法人
   ※2020年1月から3月に認証された法人は、認証後の活動実績等

該当する法人は、事前確認を受けた後に、持続化給付金事務局に申請する流れとなるようです。
9月中を目途に、オンラインで事前確認の受付開始予定です。

詳細は btn_kotira4.gif(内閣府)

 

2020 / 09 / 03  19:46

[お知らせ]聴きあう会(奇数月・第3日曜日開催)

[お知らせ]聴きあう会(奇数月・第3日曜日開催)

しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道

聴きあう会 

否定されない安心安全な場で、悩みや不安を共有します。

『ひとりで悩んでいませんか?』

子どものこと・仕事のこと・こころやからだのこと
ひとりで考えていると同じ所を堂々巡り!
同じ立場だからわかる、話せる。ひとりじゃないと思えます。

簡単なルールを決めて、お互いに“話す”“聴きあう”事をします。
話すことで楽になり、気持ちが落ち着きます。
否定されずにじっくり聴いてもらえる、安心な場です。

ひとり親家庭の支援制度など、ミニ講座もあり、必要な情報を提供いたします。
また、終了後、連携団体との協働で、フリーバザーも開催しています。

開催日:奇数月第3日曜日 13:30~15:30 
場所:札幌駅付近 (参加希望の方にお知らせいたします。)
参加費無料、託児あり

参加希望の方は、ホームページのお問い合せフォーム、またはメールにてご連絡ください。

ホームページには、7月開催の「聴きあう会」の様子も掲載しております。
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