地域の居場所におけるオーダーメイドの相談支援事業
団体名
特定非営利活動法人ねっこぼっこのいえ
活動報告
この助成事業で、必要な人に必要な支援が届くことを目指し、オーダーメイドな相談事業に取り組むことができました。しかしながら、広報を工夫することで、自団体と繋がっていない課題を抱える人にも、ここの居場所に繋がってみようと感じ、相談支援事業を活用してもらい問題解決ができた可能性があったと思われます。また、1つ1つの案件が長期にわたり日数がとられることや、相談員のマンパワーが確保出来ていないこと、そもそも繋がりづらい方には、様々な課題もあり受益者に負担が生じる場合は継続的なサポートが難しいことが、今後の課題となりました。
また、この事業に取り組むことで、官民の様々な支援体制を幅広く知る機会を与えられたのと同時に、こうした支援の仕組みを利用してもなお、支援にたどり着くまでにははざまが生じてしまうことがあることにも気付かされるきかっけを与えられました。
事業概要
13年間、月寒東地区で多世代型の居場所づくりの活動をしてきた中で、支援が必要な人が、支援や支援機関につながるためにはもう少し丁寧につながるための方法が必要だと気づきました。
支援先を紹介するにとどまらず、訪問して相談を受ける、相談先まで同行する、相談窓口での話を一緒に整理し本人の選択をサポートするなどの支援をします。
(交付決定額:¥1,741,000円)
団体概要
- 団体名 特定非営利活動法人ねっこぼっこのいえ
- 代表者 代表理事 小林真弓
- 事業担当者 太田千代
- 主な活動場所 札幌市豊平区
- メールアドレス nekkobokkohome@yahoo.co.jp
- URL https://www.nekko-bokko.com
団体の設立目的
身近な地域の中で、赤ちゃんからシニアまで、多様な人々が気兼ねなく集える場づくり行う。
そして、この場づくりの過程において、集うひとりひとりが生きる力を取り戻し、自分自身や人々に対しての信頼を回復し、人々の中で生きていくことへどの世代も希望を持てるようになること、その積み重ねの中で、ひとりひとりの命が肯定される平和な社会・地域づくりに貢献していくことを目的として、設立しました。
主な活動内容
多様な人々が集まる場を創ることで、可能な限り各自が生きる上で直面する多様な困りごとや心配事も共有し、地域の様々な社会的資源とのつながりも視野に入れながら具体的な支え合いの関係づくりを培っていく。
[ひろば事業]
赤ちゃんひろば 毎週月曜日 10:00~15:00
みんなのひろば 毎週水曜日 10:00~15:00、金曜日 12:00~17:00(但し、第3金曜日はおかえりひろば 15:00~20:00)
学びのひろば 月1回
[自主事業]
ねっこアフター(若者・青年対象) 月1回
学さぽ 第3土曜日 15:30~17:30(NPOカコタムと共催)
[その他イベント]
ほっとたいむ(バザー)、講演会等の主催