新型コロナウイルス感染症対策と新しい生活様式をふまえた子育て支援を一歩進める事業
団体名
特定非営利活動法人 子育て応援かざぐるま
活動報告
子育て応援かざぐるまは、2021年6月に設立35周年を迎えます。
活動を通して子育て環境の著しい変化とともに、子どもの育ちについて学ぶ機会もふれあう機会も持てずに親になる人が急増していることを実感し、2019年3月に加藤靜恵小児科医と川田学北大准教授に協力をお願いして、『プレママ&プレパパや赤ちゃんを育てる親子のための子育て応援ブック』を2千部発行しました。
昨年3月からの新型コロナウィルス感染拡大により、乳幼児子育て家庭の孤立を憂慮し、今、かざぐるまのできること、やるべきこととして、人と人の直接的なつながりを持ちづらい中でも子どもとの生活や遊びをイメージしやすいようにと、動画107本をYouTubeにアップしました。また、子育て応援ブックの改訂版、動画と連動して活用できる『プレママ&プレパパと0・1・2・3歳児を育てる親子のための子育て応援ブック』を3千部発行しました。
子育て応援ブックは、前回と同様に北海道内の地域子育て支援拠点、札幌市内各区の保健センターと子育てインフォ、中央区内の保育施設の他、つながりのある道内外の子育て支援団体や専門機関、研究者の方々に1部ずつお送りしたところ、動画と連動した冊子は新しいと注目され、北海道新聞社等の取材を受けました。
今後、積極的に広報し、市内、道内、全国にも発信していきたいとともに、動画や応援ブックを活用した講座を行うための研修会などを2021年度に計画しています。
新型コロナの問題はもう少し続くと思われますが、子育て応援ブックと動画が微力ながら親子の子育ての拠り所や支援者の情報提供の拠り所になれたら幸いです。
事業概要
1.プレママ&プレパパや子育て中の親が子どもとの生活や遊びをイメージできる動画100本の作成と活用
①赤ちゃんとの生活&遊び編~自立歩行前の赤ちゃんの成長に合わせた世話の仕方・かかわり方・遊び方
②ちびっことの生活&遊び編~自立歩行以降の子どもの成長に合わせた世話の仕方・かかわり方・遊び方
③わらべうた遊び・手遊び編
④自然遊び編
の4部構成で作成しています。
•かざぐるまの動画ホーム
•動画について
•動画一覧
2.「プレママ&プレパパや赤ちゃんを育てる親子のための子育て応援ブック」改訂版の作成と活用
昨年3月にさぽーとほっと基金を活用して発行した同ブックを、1の動画と連動して見られるように改訂を加え、全道の地域子育て支援拠点等500か所に無償提供して子育て親子や支援者に活用していただけるように考えています。
人と人のつながりを持ちづらいコロナ禍に子育てをスタートした親子が、子どもも親も肩の力を抜いて自信を持って一緒に育ち合えるように、必要と思われる子育ての知恵と知識をわかりやすく提供したいと思います。
•「プレママ&プレパパと0・1・2・3歳児を育てる親子のための子育て応援ブック」紹介
•応援ブック申込みフォーム
※2021年度の発展として
「子育て応援ブック解説&活用法研修」を3回開催しました。
(交付決定額:¥1,415,000円)
団体概要
- 団体名 特定非営利活動法人 子育て応援かざぐるま
- 代表者 代表理事 山田智子
- 事業担当者 山田智子
- 主な活動場所 札幌市中央区円山地区、および市内全域
- メールアドレス kazaguruma@oasis.ocn.ne.jp
- URL http://kazaguruma.boo.jp/
団体の設立目的
この法人は、次世代を担う子どもたちの健やかな成長を育む全ての人々が必要とする情報やサービスの提供、子育て支援のネットワーク推進に関わる事業を行い、全ての子どもが安心して心豊かに育つことが保障される地域社会の実現に寄与することを目的とする。
主な活動内容
① 集会の会場や利用者宅などでの訪問保育及び子育て支援事業
・子育て拠点てんてんでの預かり保育
・訪問保育
・産前産後サポート
・グループ保育
② 子育て中の親子や様々な人が交流するつどいの広場事業
・札幌市地域子育て支援拠点ひろば型「子育て拠点てんてん」
・札幌大谷大学短期大学部子育て支援センター「んぐまーま」の運営協力
③ 子どもが育つ環境や文化の調査研究及び推進・啓発事業
・「子育て応援ブック解説&活用法研修(オンライン開催)」の実施
④ 子育て支援に関わる研修事業及びネットワーク推進事業
・北海道子ども未来推進局やNPO法人子育てひろば全国連絡協議会と連携して研修開催
・講師派遣・講師コーディネート
⑤ 子育ち・子育てに関わる情報収集と提供及び相談事業
・動画と子育て応援ブックの活用
・Homepage・Facebook・LINE公式アカウントを活用した情報交流
⑥ 前号の事業に付帯する事業