大切な人を亡くした子どもと保護者、ならびに大人のためのコロナ禍におけるグリーフサポート事業

 団体名
グリーフサポートSaChi

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活動報告  

コロナの感染者が落ち着かなかった札幌市において、十分な対策や工夫を凝らすことで、子どもにも大人にも、大切な人をなくした時の辛さ(グリーフ)のサポートを継続することができたことが大きな成果だと思います。特に子どもに対しては、オンラインですれ違いの元になりがちな非言語コミュニケーション不足を、家庭訪問でお届けしたぬいぐるみが補う、Zoom機材の設定がわからないご家庭には、家庭訪問の際にサポートするなど、「オンライン事業と非オンライン事業の両方があるが故の相乗効果」を発揮することができました。またオンライン通話環境が整わない方が一定数いることがわかったことも成果です。今後も、幅広い手段でサポートできたらと思います。

 


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事業概要  

自分の気持ちを大人ほど上手に表現できない子どもを中心に、かけがえのない人を亡くしたことによる、「悲しみや怒り、愛惜などの様々な感情」(=グリーフ)や、「不安や不眠、学習障害などの精神的・身体的、そして社会的な反応」(=グリーフ反応)について、特別なケアやサポートを、オンライン・オフラインの両面から提供します。
(交付決定額:¥500,000円)

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団体概要 

 

団体の設立目的

親や兄弟など、かけがえのない家族と死別したにもかかわらず、年齢ゆえに悲しみ・苦しみ(グリーフ)をうまく表現・発散できない子どもたちに、月1回、同じ境遇の子どもたちとの遊びとおしゃべりの機会を提供すること(子どものグリーフサポートをすること)。同時開催で、親同士の交流の時間をとることで、精神的に孤立しがちな1人親家庭などを支援することを目的とする。


活動内容

・月1回(基本的に、第4日曜日の午後)、かけがえのない家族と死別した子どもたちのグリーフサポートの会「ワンディプログラム」(親たちの交流会も同時開催)を実施しています。
・同じく月1回(基本的に、第4水曜日の夜)、かけがえのない人と死別した大人のためのグリーフサポートの会「おとなSaChi」を実施しています。
・また主に「ワンディプログラム」のボランティアスタッフ養成を目的とする、市民へのグリーフサポートに関する研修会も実施しています。 


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