団体名
NPOピーチハウス　女性と子どもの元気の輪

活動報告　　

女性（母親）のエンパワメントを目的に、ジェンダーの視点から様々な暴力（DV、虐待、セクハラ、いじめ等）に通底する構造とその影響についての知識と情報を提供する連続講座。新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインと対面のハイブリッド式で開講しました。
「こころストレッチ講座」と「ピア・サポートルームTao たお」については、予想以上に対面式の希望者が多く、家以外で落ち着ける空間や場所を求める女性たちのニーズの高さを知りました。Zoomなどによるリモート集会や会議に疲れていると訴える方も多く、対面式で女性だけが集い、こころを落ち着ける空間づくりに一層の努力と取り組みが求められていることを痛感しました。

お知らせ

◯女性対象の「こころストレッチ講座」を毎月第2水曜日、午前10時から11時30分までオンラインで提供しています。モラハラ、パワハラ、セクハラ、いじめ、虐待、DV等に通底する暴力の影響を、ジェンダーの視点から紐解きながら、こころの柔軟性を高めていく講座です。
次回は、2020年9月9日（水）で、テーマは「対人関係スキル」（要・事前申込み）

◯ 性の健康教育「からだの科学」大人講座基礎編（9月下旬）、大人講座特別編（10月上旬）を予定しています。詳細はNPOピーチハウスのHPをご覧ください。
「からだの科学」は、大人講座を受講したご家庭のお子さんが子ども講座を受講できます。 日常の子どもにまつわる性の困ったや心配事の対処を含めて科学的視点を切り口にお伝えします。

事業概要　　

女性が既にある自分の力に気づき、家庭で、職場で、地域で、自分らしく行動する意欲を支える事業です。暴力のない健全な人間関係は、子どもたちが自分を大切に思い、自分を守る力にもつながります。この観点から「対等・尊重」「ジェンダー」をキーワードに、女性対象「こころストレッチ講座」を毎月１回実施し、また親子で安心して見られる動画「からだの科学　子ども講座」を作成し、子どもたちの性の健康の支え方を科学的視点から情報提供します。
（交付決定額：¥170,000円）

 

団体概要　

• 団体名　NPOピーチハウス　女性と子どもの元気の輪
• 代表者　代表　長島香
• 事業担当者　志堅原郁子
• 主な活動場所　札幌市男女共同参画センター
• メールアドレス　npo_peachhouse@yahoo.co.jp
• URL　https://npo-ph.jimdo.com　

団体の設立目的

だれもが大切にされる社会の構築をめざして、人権啓発と暴力未然防止を進める教育及び啓蒙活動を展開する。

主な活動内容

ジェンダー対等性の視座から「暴力を選ばない、暴力を選ばせない」意識と環境づくりに重点をおき、幼児から大人まで幅広い層を対象に、各種講座を提供している。多様性の包摂を大事にし、性の多様性(SOGI）を全ての講座で言及している。主な提供講座は１）デートDV防止教育講座、２）性の健康教育「からだの科学」、３）こころのケア講座、４）心と体のコミュニケーションワーク。このほか、これまで大学生らとマイノリティーについて考えるイベント、子育て世代に対等で尊重ある関係を伝える情報も盛り込んだコンサートの実施等、随時イベントも開催している。
札幌市「LGBTフレンドリー指標制度」認証団体、SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう推進団体。